陸自オスプレイ２機　岩国基地に陸揚げ

２機の陸自オスプレイを陸揚げするため、岩国基地の米軍岸壁に接岸した自動車運搬船グリーン・レイク(2022.2.23 田村 順玄 撮影)

　２月２３日、米国船籍の自動車運搬船グリーン・レイクが岩国基地の米軍岸壁に接岸し、２機の陸上自衛隊オスプレイを陸揚げした。

　陸自が購入した１７機のオスプレイのうち、一昨年５月に２機が、昨年２月には５機がそれぞれ岩国基地に陸揚げされている。今回で３回目の陸自オスプレイの岩国陸揚げで、これまでに計９機が日本に運ばれてきたことになる。

　今後、「米側の要員により、輸送のために施されていた保護処置の解除、飛行前点検・整備、試験飛行等が１機毎に実施され」、「それらが終了した機体は順次、木更津駐屯地に１機ずつ飛行される予定」で、「飛行は１日当たり１機の予定」だという。

（ＲＩＭＰＥＡＣＥ共同代表　田村 順玄）

グリーン・レイクから陸揚げされた陸自オスプレイ。米海兵隊岩国基地フェイスブック（「MCAS Iwakuni」）掲載の写真を引用。